あらすじ

「概要」 二〇二六年一月二日、横須賀市上町にある横須賀文學會の本部である「圏外書房」という古本屋で発表された、横須賀唯一の文學同人「横須賀文學會」の結成宣言文。 「背景」 当日は主宰の小色光が八時四十分頃に本部入りし、本宣言文を朗読する。 朗読直後に三島由紀夫の切腹の時と同じ段取りで剃髪式を実施する。 上衣を脱ぎ、床に座し、バリカンで約2ミリ程まで頭髪を刈り上げた後、副主宰の渕脇勤(ふちわきつとむ)の用意した湯で頭皮を濡らし、Schickのひげ剃りジェルをベッタベタに塗ってから同Schickの五枚刃で剃毛を行う。 立会人は渕脇勤、のぶこ、きーさん、やー坊。渕脇以外ほぼ初対面で、事前に渕脇の馬鹿野郎が何が行われるかを説明しておらず、いきなり知らないおっさんが入ってきて大声で朗読したあと、服脱いで剃髪し始めたものだからみんなもうドン引きしたものだが、ドン引きしながらも厳粛に見届けてくれて、剃髪後は杯を交わし、その後楽しく文学談義に華を咲かせ、笑い合った。 素晴らしい正月であった。 「閲覧上の注意」 平和なエッセイが並ぶなか非常に場違いな作風の、狂気的な作品です。 タグでも警告をしていますが、極めて乱暴な言葉遣い・言語表現が多用される文体です。特定の個人攻撃は行いませんが、表現者に関する「概念」を厳しく攻撃し挑発する文章が書かれており、読者の世界観・ユーモアの幅・読書時の心境・タイミングによっては、非常に不快にさせる可能性のある文章です。 乱暴な言葉遣いに苦手意識があり、このプラットフォームにそういうものを求めていない場合はお控えいただくことを推奨します。 読まれる際は「文學的なオバケ屋敷」に入るような心構えがよいと思いますが、文章の中に本物の化け物が棲んでいる可能性があります。一度取り憑いたらなかなか離れない可能性がありますので、ご試読いただく際はどうぞ覚悟の上お願いいたします。 「感想と叱責(フィードバック)について」 地下文學者には編集者がいないため、プロ作家でいえばどう推敲に努めても第三稿の状態で読者に作品を問うことを余儀なくされます。しかし実は、地下文學者は無料公開した時点で全ての読者に対し編集者の役割を委託している思いでいます。作家個人としてできることは全て行った上で提出しますが、自分自身の視野には限界があります。その作家の視野において死角となっている箇所を、読者に厳しく指摘していただけたら幸いです。 好意的な感想をいただけたらありがたく受けとめますが、「読んだ人間は作家に向かってどんなことでも言っていい」という方針で、どんなネガティヴなことでも好きなようにコメントをください。こちらも言いたい放題書いているので、読んだ側にも言い返す権利があります。先日の地下文學の朗読ライブでは、ある作品に対し「おい光、つまんねえぞ!ぐちぐちなげえんだよ!」と、巨漢の酔っ払いから怒号が届きましたが、そんなコメントでも笑って受けとめ、有り難く検討の材料にします。 地下文學者の原稿はオンライン上では永遠に推敲状態であり、そうして読者からしごかれていきながら、やがて紙の本に収められます。もしそのお時間があり、手数を取っていただけるのであれば、忌憚なくご感想をいただき、一緒に作品を磨きあげてゆけたら幸いです。 以上、宜しくお願い致します。 (※渕脇勤の実名公開は本人了承済み) (※本作には未成年の喫煙・飲酒描写が含まれますが、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。)

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カクヨム2026/01/05
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