あらすじ

登録者500人の弱小配信者・ヨルノは、再生数を稼ぐため深夜2時の廃病院で心霊配信を決行する。 閉鎖されて七年。地元では有名な心霊スポット。最初は余裕だった。何も起きない廃墟を歩きながら、軽口を叩いてチャット欄を盛り上げる——いつも通りの配信になるはずだった。 五階の特別病棟で、壁一面に貼られた写真を見つけるまでは。 廊下、階段、病室。誰かがこの病院を撮影した大量の写真。その一番端に、今ここに立っている自分が映っていた。 チャット欄が『後ろ』で埋まる。 『逃げろ』で埋まる。 振り返ると、白い何かがいた。 逃げるヨルノに、視聴者たちが指示を出す。『右の廊下』『階段は使うな』『二階の窓から出ろ』——その指示はあまりにも的確だった。 なぜ視聴者たちは、この廃病院の構造を知っているのか。 なぜ、逃げ道を知っているのか。 配信は、まだ終わっていない。

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小説を読もう2026/01/05
  • 現在の作品【生配信】深夜2時の廃病院探索中、チャット欄が「逃げろ」で埋まったので振り返ったら