あらすじ
容姿端麗、成績優秀。社会の荒波を冷徹に渡り歩くエリート官僚、凛(りん)。そんな彼女の本当の姿を知っているのは、同棲相手であり、一歳年上の売れない作家・累(るい)だけだ。深夜1時に帰宅し、泥のように累に縋り付く凛。 朝六時に起き、死体のような累の上に一万円札を置いて出勤する凛。 幼馴染だったあの頃の上下関係は、いつしか「成功者」と「落伍者」へと逆転していた。累は、凛への愛憎を糧に、彼女の「だらしない真実」を暴くための小説を書き始める。 しかし、その原稿が世に放たれようとしたとき、二人の閉ざされた箱庭は音を立てて崩れ始め――。「累。私を飼い殺していいのは、この世界であなただけでしょ?」執着と共依存、才能と嫉妬が交差する、大人の女性向け・本格百合ドラマ。