あらすじ
【世界観】
鮮やかでありながら烈しい発光と変幻自在の加工性を持つ、海底に眠っていた新世界の石『オルハライト』
南鳥島沖の海底に眠ったレアアースの開発に伴って発見された鉱石は、エネルギー資源開発におけるゲームチェンジャーとなり、文明のレベルを一変させた。
ちょうど同じ頃、神隠しが増えていた。
夜の闇の中で、人が消えるのだ。
まるで影に沈められたように。
特に、海に接した沿岸部に、その異常の分布は集中していた。
人間が開発したオルハライトの鉱床は、言わば万里の長城に開かれた一つの穴だった。
穴から這い出てきた未知の深海生物たちは、徐々に陸に進出し始め、闇に紛れて人を喰らい始めていた。
星の生物史を二つに分断し、深く暗い世界に滞留していた冷たい暴力を押し留めていたものこそが、オルハライトだった。
そして、オルハライトは生物と融合し、人類と共に、深海生物の侵攻に抗い始める。
【人物】
飛び降りを図った高校生「平戸 風理」(ひらと ふうり)は、深海生物駆除を専門とする軍人である「戸張 椿」(とばり つばき)に命を救われる。
風理が飛び降りをしたのは、大切な友人がオルハライトと融合し、兵器となったことが原因だった。
椿や仲間たちと出会い、人々を守る海洋ファンタジー。
──そして、深海の双子に辿り着く。
※ほんとうに微々たる微ホラーです。怖くないです。