あらすじ
転生した俺クロウの初期好感度は〈-100〉。会うだけで嫌われ、味方すら寄らない。なのに手に入れたのは、戦わずに“前提”を折るチート――言葉で役割(=二つ名)を与えるだけで、人外の集団が「国」として噛み合っていく力だった。
追放先の森で、ゴブリン・オーク・巨人・霧と共に始めた〈嫌われ者の国アノミア〉は、略奪もしない、侵略もしない。ただ契約を守り、交易を結び、王都を経由しない流通を作る。
すると王国は剣も魔法も振るえないまま、自分の制度と愚策で勝手に息苦しくなっていく――。
嫌われても、追放されても、死亡フラグは折る。これは「好かれない主人公」が“必要とされる国”を作って世界を詰ませない物語。