あらすじ
2000年頃から海外の有志サイトで話題になっていたSCP。
日本では、2010年頃から多くのアマチュア創作者によるSCP作品が「日本支部」版として専用プラットフォームで公開されています。
一種のSFホラーグロテスク系の世界終焉を回避する共有型プラットフォームという感じでしょうか。
一度書いてみたかったので、カクヨムの端っこで練習してみました。
本家のSCP世界は、謎解き考察要素を重要視しているためか、
意図的に難解な表現を含めた抑えておくべき創作の独自お作法が数多くあるのですが、
カクヨムでは、読みやすいように小説仕立てのテイル(依談)の形式をとりながら、SCP書式の「報告書」も間に挟みつつ、頑張ってみました。
※報告書の形式、各クラス用語はSCPで規定されているものを踏襲しています。
SCPで言及されてる共通認識で、今作に登場する概念は以下のとおりです。
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(1)SCP:Secure Containment Proceduresの略。正体不明の異常性を持つ人や空間、物体、現象を確保収容する手引き。SCP世界では数ある世界終焉シナリオを引き起こす危険オブジェクトとして取り扱われるメイン概念。
(2)カント計数機:SCP世界に存在する現実子という物質を計測する機器
(3)スクラントン現実錨:空間現実子の不足を補うイカリ(※SCP世界では多次元並行宇宙が数多く存在しているので、よその宇宙から現実子を掻っ払ってくる機器)
(4)スクラントン博士:スクラントン現実錨の前進であるスクラントン安定器を研究していたSCP財団研究員の一人。当人は実験事故に巻き込まれて消息不明、安否不明になった。
(5)クラスCブロークン・ワームホール:多次元同士を橋渡しするトンネルの途中に突発的に出現する超低現実性に傾いた次元の穴。スクラントン博士が飲み込まれた先と推測されている。
(6)記憶処理剤:クラスA(比較的安全)〜F(臨床試験中の劇物)まである財団で開発された記憶操作のための薬剤。
(7)O5評議会:世界で13名の理事で構成されているSCP財団の最高権力者集団。全てが謎すぎてヒトかどうかも不明。そもそも存在しているのかも不明。何もかも不明だけど、めっちゃよく出てくるSCP世界のレギュラーメンバー。
(8)鵺:SCP財団日本支部理事。謎は多いが、日本支部版では登板回数が多い働き者。
(9)蒐集院:SCP財団日本支部の前進団体。鵺の出身団体。
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上記以外の設定、キャラクターは当作のオリジナルで構成されています。
SCP世界の端っこで、こんな連中がこんな事件に遭遇してましたという感じで、架空の研究機関に所属する研究員の気分を楽しんでもらえたら嬉しいです。