あらすじ
◇あらすじ
高校三年生の春。九十九新(ツクモアラタ)は、幼馴染の井上未奈(イノウエミナ)と変わらない日常を過ごしていた。進路や将来に向き合い、夜の公園で幼い頃にした約束の話が咲いていた。だがそんな穏やかな日々は、突如として終わりを迎える。
夜空に架かった「大樹」。
その最中、アラタはミナから引き剥がされ、宇宙の彼方へと連れ去られてしまう。
辿り着いたのは、地球とは異なる異世界。
アラタはそこで、青錆色の鱗を持つグリンガルと呼ばれるドラゴンと出会った。帰還の方法を求め異世界の大地を歩み始めた。
一方、地球では3ヶ月の時が流れていた。ミナはアラタが消えてしまった公園のベンチに毎日通っていた。そんな夏の日、夜空に降り立ったのは赤銅色の鱗を持つグリンガル。異世界の住人が牙をむき出しに迫ってくる。
その絶望の最中、変わり果てた姿のアラタが地球へ帰還した。ミナの前で、幼い頃の約束を守るために立ちはだかる。
燃えゆく青い星を背に、アラタはミナは仲間達と夜空に架かった大樹の上に立つ。消えゆく地球を背に、わずかな希望を掴むために。