あらすじ
成長率ゼロ。
王立戦技学院でそう判定された少年レイン・アルドは、
「将来性なし」として補欠・雑用班に落とされた。
レベルは上がらない。
数値も伸びない。
どれだけ努力しても、測定結果は変わらない。
――だが。
彼の力は、行動した回数だけ確実に積み上がっていた。
剣を振った回数。
判断した回数。
生き残った回数。
それらすべてが、誰にも見えないまま力になる。
しかし、強くなるほど――
彼の功績は記録から消え、
存在そのものが世界に残らなくなっていく。
制度に評価されない成長。
例外として排除される才能。
それでも、彼は止まらない。
これは、
数字に否定された少年が、回数だけで成り上がる物語。