あらすじ
目覚めたテレジアは12年後の世界にいた。
夫だという七歳も年上の男性は、可愛かった私の年下夫だと言う。
二人の婚姻は神が定めたもの。『神の眷属』として尊い力と眷属の証の紋を持って生まれたクロードの番として選ばれたのがテレジアであった。
番は、必ず子をなして次の世に『神の眷属』の血を引き継がなければならない。
そのお役目の為当時幼かった八歳のクロードは二年の婚約を経て僅か十歳テレジアと結婚した。
しかし、テレジアはクロードがやっと子をなせる妙齢になった年に急性の不治の病にかかり余命幾ばくも無い状況に陥ってしまった。
現実を受け止められなかったクロードは眷属の力を使いテレジアの時を止めてクリスタルへと彼女を閉じ込めた。
そして治療薬が見つかった十二年後、やっとテレジアは目覚めたのだ。
可愛らしかった初心はクロードは消え、いつの間にか落ち着いた大人の色香を周囲に放ち続ける美丈夫な七歳も年上になってしまったクロード。
テレジアの戸惑いはひどく、更に唯一の夫と思っていた彼には側室候補までいた。
心の動揺が隠せないテレジアは『神の眷属の番』としてどう生きる選択をするのか。