あらすじ
右の鼻の穴に違和感を覚えた主人公は、日ごとに広がっていく異常な変化に怯えながらも、原因を突き止められずにいた。鼻孔の奥で蠢く影、湿った声、そして見えてはならない“光”。それは単なる病ではなく、別の世界へと繋がる裂け目だった。やがて鼻の穴は人の顔ほどに広がり、主人公はその向こう側へ引きずり込まれる。そこで待っていたのは、自分と同じ顔を持ちながら鼻のない“もう一人の自分”。奪われるのは身体か、存在か。鼻という小さな器官から始まる、逃れられない侵食と入れ替わりの恐怖を描く身体ホラー。☆「この物語はフィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係ありません」