あらすじ
高校のオーケストラ部のメンバーで編成された室内楽に、僕とオーボエのタカコも加わった。
練習中、タカコが指さしたのは壁に飾られた作曲家、ロッシーニの肖像画だった。
「この人、テカリがハンパない。絶対幸せだよ」
美食家として知られるロッシーニの人生に想いを馳せながら、二人は顧問のお祝いパーティーで演奏することに。
そこで振る舞われた憧れの「牛フィレ肉のロッシーニ風」を前に、タカコが語る独特すぎる死生観と、僕への(?)衝撃的な未来予想図。
音楽と食、そして「幸せの形」をめぐる、お腹が空いて心が温まるエピソードです。