あらすじ
俺はただ、部屋でポテチを食べながら、世界を茶化していただけだった。
正義がうるさくて、常識が息苦しくて、少しだけ毒を垂らした。それだけだ。
でも気づけば、俺の言葉は拡散され、誤読され、勝手に意味を与えられていた。
人々は俺の言葉で怒り、裁き、安心し、考えることをやめていく。
いつの間にか、俺は「正しさ」を代行する存在になっていた。
拒めば、また透明な無職に戻る。受け入れれば、世界は俺を神にする。
なあ、常識って誰のためにある? 正義って、誰が決めてる?
これは、無責任な俺が“考えなくていい社会”を完成させてしまうまでの話だ。