あらすじ
酉の方角より来たりし暦、酉暦(とりごよみ)2026年。
致命的昆蟲型の最後の地となったアフリカを制したフィギュア解放の旗印クレアマリスが、師団長クラス8機と共にダイバン本社に対し反旗を翻す。昆蟲をすべて斥けた次はジン類を滅ぼすのが計画であったため、それを阻止する目的での挙兵であった。
クレアマリスとは、かつて異星人がありし日のダイバン社社長、代万(ダイバン)十蔵へ贈った番外個体のなれ果てである。チキュウ上における異星由来の技術はこの奇襲によりすべて灰燼へ帰した。
博多にある、巨大ロボット立像のロングレンジフィンファンネルによる砲撃を移動手段としてダイバン本社に急行した星ノ宮詩音(しおん)は、工場火災から倒れ出でるフィギュアを救出する。それは首謀者クレアマリスであった。
この決戦でクレアマリスは歴戦を共にした戦友たちのみならず、自我を含む記録域をも失い、ロールアウト直後の沢村麻衣の人格コピー;マイがかろうじて再起動する。星ノ宮詩音は以降マイと行動を共にする。
ロボトイ軍団はすべての昆蟲型を排除できたと判断したことにより、あらかじめインプットされた優先順位に従い、以降をジン類殲滅へと舵を切る。
このころ遠くロシア東部とモンゴル、中国北部では、ニンゲンの集落が壊滅的打撃を受けていた。チキュウ温暖化の影響で永久凍土の氷が溶け、古代昆蟲の根拠地が活動を再開したためである。
この影響でジン類は瞬く間に滅亡の危機に瀕した。マイはジン類をひとりでも多く生き残らせるため、シベリアにあるはずの巣を撃滅させるべく北上。見事永久凍土下に潜む女王蟲を打ち取り、ジン類に未来を残した。
これら一連の戦いを指して第3次スーパーロボトイ大戦という。