あらすじ
将棋でつながる、ふたりの青春。
恋も将棋も、先手は君で、ぼくは後手。
いつまでも『大事な』友達でいたい……?
「マサキ」と呼ばれ、同時に振り向いた瞬間、
椎名将輝の日常は、同じ名を持つ少女・正木遥と交差した。
かつて将棋で挫折し、
ある一局をきっかけに夢から距離を置いた遥。
「将棋、指せる?」
その一言から始まった毎日の対局で、
必ず勝つ遥と、必ず負けても盤を離れない将輝。
一手ごとに、ふたりの距離は縮まっていく。
文化祭の公開対局、
想いを打ち明ける道場、
仲間と挑み、未来を切り拓く大会。
勝負の先にあるのは、勝ち負けか、それとも――。
将棋を通して描く、放課後青春ラブコメ。
――ふたりの恋と覚悟が、次の一手を選び取る。