あらすじ

過酷な環境で育ち、生への執着を失っていた彼女は、絶体絶命の状況でも「どうせ死ぬなら楽に死にたい」と虚無の極みにいるレイ。 そんな彼女を拾ったのは、王弟にして国最強の騎士団長、ジルベルト。 眼光だけで人を気絶させる威圧感を放つ彼に対し、レイは恐怖するどころか「筋肉がすごいですね」と無表情。 その胆力(※ただの無気力)を気に入られ、レイは騎士団の雑用係として雇われることになる。 掃除をするだけで瘴気を浄化し、騎士たちの胃袋とメンタルを癒やしていくレイ。 しかし本人は「いつクビ(処刑)になるか」と勘違いし、今日も淡々と遺品整理の準備を進めていた(ほぼ物ないですけど)。 一方、ジルベルトには秘密があった。 強すぎる魔力の反動で、夜になると「狼」の姿になってしまうのだ。 そんなこととはつゆ知らず、レイは夜な夜な現れる狼(団長)をモフりながら、とんでもない本音を漏らす。 「今日のご飯、豪華だったなぁ。……やっぱり、太らせてから食べる気だよね?」 「死んだら私の肉食べてもいいぞ」 (死ぬな! 餌付けだ! 頼むから生きてくれ!!) これは、死に場所を探す虚無な聖女と、彼女の「遺言」を毎晩聞いてしまい、必死に彼女を甘やかして生き延びさせようとする最強騎士団長の、全力すれ違いラブコメディ。 ※周囲の騎士たちは、いつまでもくっつかない二人に毎日やきもきしています。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
小説を読もう
小説を読もう2026/01/04
  • 現在の作品死にたがり聖女は最強騎士団長(狼)に拾われる