あらすじ
能力者が現れ、力の有無で価値が決まる世界。
能力者だけが通える学園が設立され、卒業すれば「願いが一つ叶う」と噂されていた。
スラム出身の少年・源空(みなもと・そら)は、身体強化能力者としてその学園に入学する。
無口で群れず、ただ静かに日々を過ごす彼の目的は、願いでも名誉でもない。
――母の遺言、「自由に生きて」。
その言葉を胸に、源空はある“復讐”のためだけに学園へ足を踏み入れた。
能力を誇る者たちの中で、なぜか能力が通じない少年。
彼の存在は、やがて学園と世界の在り方そのものを揺るがしていく。
これは、力を得る物語ではない。
力を終わらせる物語だ。