あらすじ
「君は無能だ。予算管理もできない女は王妃にふさわしくない」
王太子から婚約破棄を告げられたラヴィーナ。だが、予算不足の原因は王太子の横領と浪費であり、ラヴィーナが私財で穴埋めしていたのが真実だった。
「承知しました。では、この『裏帳簿』は別の場所に提出します」
彼女は泣き寝入りせず、王太子の横領の証拠(自筆サイン入り)を全て記録した帳簿を持って、冷徹と恐れられる「監査局長」カイロス公爵の元へ再就職する。
「素晴らしい書類だ。俺の元で、奴を地獄へ送る手伝いをしろ」
事務能力を買われたラヴィーナは、公爵に溺愛されながら、決算会議という公の場で元婚約者を論理的に追い詰めていく。
これは、有能な事務官が数字と証拠で殴る、痛快ざまぁ&溺愛逆転劇。