あらすじ
「人生を再起動(リセット)しませんか?」
二〇二六年、一月。中学二年生の大洞遊(ユウ)のスマホに届いたのは、パトランプが乱舞する怪しすぎるSNS広告。
「どうせ大ボラだろ」と自棄気味にクリックした瞬間――ユウは、白亜の神殿へと召喚されていた。
目の前にいたのは、宇宙の真理を体現したような絶世の女神。
「おめでとう! 10万人に広告を送って、クリックしたのはあなただけよ!」
神々しい微笑みで迎えられたユウだったが、このダンジョンの実態は、女神が一人で店番から魔物の管理までこなす超ブラックな「ワンオペ経営」だった!
「装備は見た目より層の物理学よ!」「武器はロマンよりリーチの軍事学!」
ヒゲをつけて防具屋をやり、眼帯をつけて武器屋をやり、ミニスカで酒場の看板娘を演じる女神。
彼女が必死に教えるのは、チート能力ではなく、明日からキャンプで使える「火起こしの技術」と、生存率を1%上げる「ガチなリアル知識」だった。
エッチな「個人教授」のご褒美に釣られ、ワンオペ女神の過保護な特訓に涙する。
「大ボラ吹き」と呼ばれた少年が、世界の『理(ことわり)』を武器に最短ルートで迷宮を駆け抜ける、異世界リアル攻略コメディ、開幕!