あらすじ
王城の騎士団で事務官として働く伯爵令嬢ノエルは、限界を迎えていた。上司である騎士団長アルヴィスは、美貌だが氷のように冷徹。「仕事が遅い」「余計な口を利くな」と叱責される毎日だ。さらに、アルヴィスの婚約者を自称する男爵令嬢ミナが職場に入り浸り、ノエルに仕事を押し付けてくる。
心身ともに疲れ果てたノエルは、ついに辞職を決意する。「これで自由になれる」と退職届を提出した瞬間――王城の全ゲートが封鎖された。
「ノエル、逃げるつもりか? 俺を殺して行く気か?」
血相を変えて追いかけてきたのは、あの冷徹な上司!?
実は彼はノエルを溺愛しており、厳しさは他の男を寄せ付けないための牽制だったのだ。勘違いから始まる、逃げたい部下と逃がさない上司の執着ラブコメディ。