あらすじ
「せめて……せめて、優しく殺してください……」
女子高生の鹿倉紗季には、誰にも言えない悩みがあった。
それは、身に覚えのない妊娠――。
毎晩聞こえる赤ん坊の泣き声は妙にリアルで、日に日に心が蝕まれる。
藁にも縋る思いでSNSを彷徨い、ようやく拾い上げた『蜘蛛の糸』。
それが、紗季と同じく怪奇現象に遭遇し、苦しんでいるであろう『みやちゃん』だった。
意を決して待ち合わせ場所に向かった紗季の前に現れたのは、 黒塗りの高級車。
清潔すぎる身なり。鋭い目つき。
どこからどう見ても『ヤのつく自由業』であった。
そんなみやちゃんこと高遠雅は、外見とは裏腹に優しくて……。
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本作は短編として完結していますが、反響をいただけるようであれば、二人のその後や設定を掘り下げた『連載版(長編)』の投稿も検討しています。
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カクヨムにも同じものを連載しています。