あらすじ
【3歳で心臓、13歳で心。壊れた私を救ったのは観月ありさの光だった】
私の左胸には、3歳の時の心臓手術の痕がある。
一度は拾った命。けれど、13歳の私を待っていたのは、虐待、冤罪、いじめという息もできない絶望だった。
「どうして助かったの。こんなに苦しいなら、いっそ……」
そんな私を現世に繋ぎ止めたのは、当時14歳の観月ありささんだった。彼女の歌声は孤独な私の「生命維持装置」となり、私が描いて送ったデザイン画がカレンダーの衣装になるという奇跡まで起きた。
「生きていい。想いは届く」
あれから30余年。私は今、あの時もらった光を誰かに手渡すため、福祉の現場で働いています。
そして今、私は人生最大とも言える**「2度目の心臓手術」**を目前に控えています。
恐怖がないと言えば嘘になります。
けれど、3歳の時に命を繋ぎ、13歳の時に魂を救ってくれたあの「光」が、今も私の中にあります。
これは、絶望の淵にいた少女が、一人の歌姫に救われ、誰かを支える大人になり、再び命の試練に挑むまでの真実の記録。
今、暗闇にいるあなたへ。そして、私に二度も命をくれた彼女へ。
祈りを込めて、今、この物語を綴ります。