あらすじ
※此方は虚飾のケミストリーアルシリーズ五章になります。
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空想が現実を侵食する。
謎の失踪から何事もないような顔でまろやかに帰ってきた恵流を待ち受けていたのは、今度はイリスの謎の失踪と突然の七色の昏倒だった。
牙を剥いた非日常は留まるところを知らない。何故か、誰もがイリスがいたことさえ忘れてしまっていた。菖蒲でさえも。
それと同時期。これまでに恵流が積み重ねてきた成果が白紙になったかのように、例のクエスト――『この世界の真実を暴け』の進行状態が巻き戻されていた。
何方が現実で、何方が空想だったのか。イリスの存在を否定されたような世界で、恵流は決断を迫られる。
選択の余地などないだろう。彼女を救えるのは、恵流しかいないのだから。
やがて、叩きつけられる形で知る事となるのだ。立ちはだかる脅威の強大さと、己の非力。そしてほんの少しばかりの奇跡を。
ここは終極。これは、未だ救われない物語。
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MR=Mixed Reality=複合現実とは。
仮想ではない現実空間に電子的な情報を上書きし体験する技術や、電子的な情報で拡張し体験を可能とした現実そのものを指す。
未だ発展途上にあるこの技術を、試験的に導入している学園があった。
MR設備は授業の他に提供企業側のデバッグを目的とした大掛かりなシステムに用いられている。
潜在色《シンボルカラー》と影響/効果《エフェクト》。
それは、この学園に在籍する者だけに許された、特別な非日常。
[Information]
いつも応援ありがとうございます。
お礼等に窺う事はしていませんが、大きなモチベーションにさせて頂いております。
☆特典は主に登場人物の能力をシート形式で紹介しています。
素敵な表紙は瑞音さん[link:crea_u?c=U2FsdGVkX18xXOTc5MDkyNodXPxXQxPKHkMdQgTSAhiBdw1]に描いて頂きました!