あらすじ
「みんなと一緒に何かをするのが苦手」 あがり症のピッコロ奏者・佐奈(さな)は、コンクールのプレッシャーに押しつぶされそうになっていた。
そんな彼女を救ったのは、副部長でトランペット担当の実樹(みき)先輩。
「みんなを謎の生命体にしちゃえばいいの」 先輩が授けてくれた突拍子もない「秘技」と、隣で奏でられる力強く優しい音色が、佐奈の凍り付いた心を溶かしていく。
それから数年後。社会人になり、心のバランスを崩してしまった佐奈のもとに届いた知らせ。
あの頃と変わらない笑顔の先輩と、不思議な「可愛い生き物」たちが佐奈を再生へと導く。
吹奏楽コンクール課題曲の名曲『さくらのうた』に乗せて贈る、メランコリック・ストーリー。