あらすじ

本作品のメインキャラであるヤマガミとウトゥは、本編の第3部に登場する人物です。本編の主人公であるマヒワの父イカルとヤマガミの邂逅が語られます。 (あらすじ)  羅秦国の治安機関のトップであるイカルのもとに、剣術仲間であるウトゥが訪れた。ウトゥは西域諸国と交易する隊商の護衛隊の隊長をやっているが、最近街道筋の治安が悪くて往来できないほどだという。  主要な交易街道とはいえ、都市と都市を結ぶ間の区間は無法地帯といってよい。  ウトゥの話によると近頃はヤマガミ党に加えて、新興勢力のバルマン党が勢力を急速に拡大しているらしい。隊商はそれぞれの勢力からの攻撃を防ぐ一方で、ヤマガミ党とバルマン党の闘争も避けなければならないという。  ヤマガミ党は密貿易をしている隊商や私腹を肥やしている隊商を優先的に襲撃するが、無防備な旅人には手を出さず、むしろ保護しているらしい。ヤマガミはもともとこの街道の村々を相手に商売していた商売人の子であり、あるとき野盗に襲撃され、自分だけが生き残った過去があるという。ヤマガミは逃げ込んだ村で育てられたが、その村も野盗に襲撃され、自分だけが生き残ったらしい。ヤマガミは同じように襲撃を受けた村人を集め、山に砦を造った。  ヤマガミの内情を探るため、自分の剣術を売り込むことを考え、単身ヤマガミの砦に乗り込む。イカルは身分を隠し、一介の剣士としてヤマガミに協力し、潜入捜査をはじめる。  イカルが山砦に住み込んで間もなく、山麓の村が襲われているとの報を受け、ヤマガミが手下を引き連れて助けに向かう。村を襲撃するバルマン勢力とヤマガミ党が衝突する。  そんな中、ヤマガミがバルマンが身につけているネックレスを見て、自分の両親を殺した仇だと知る。激怒したヤマガミは突出して深手を負う。  ヤマガミが瀕死なのを機に、バルマン党が山砦に押し寄せようとしているとの報を受ける。イカルが山砦の指揮を執り、バルマン党の攻勢を防ぐ一方で、ウトゥのもとに救援を求める伝令を走らせる。  数の上ではバルマン党に負けているが、イカルの巧みな戦術とウトゥ指揮する護衛隊の働きにより、バルマンを討ち取ることに成功する。  イカルは、バルマンが奪っていた遺品をヤマガミに返し、心を入れ替えて街道筋の治安を守る山賊になるよう提案する。

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エブリスタ
エブリスタ2024/08/26
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