あらすじ
「お前の研究は俺のものだ。役立たずの女は出ていけ」
王立魔導研究所に勤めるアイリスは、婚約者であり上司でもある男に研究成果を盗まれ、婚約破棄を言い渡された。
全てを奪われ、研究所を去ろうとしたその時――現れたのは、"氷の魔導師"と恐れられる国の最高戦力、リュカオン公爵だった。
「探していた。この美しい術式を組んだのは、君だろう?」
彼はアイリスの腰を抱き寄せ、元婚約者を冷たく見下ろす。
「偽物を愛でる趣味はない。私が欲しいのは、彼女だけだ」
これは、虐げられていた天才研究者が、最強の魔導師にその才能と身を甘やかに奪われる、逆転溺愛譚。