あらすじ
「氷の処刑人」と恐れられるカシウス公爵。
彼の無表情の下に隠された本音は、ネオンピンクの極太文字で『尊い』『結婚したい』と絶叫する「限界オタク」だった。
ある日、婚約者のララ(心の声が視える令嬢)が尋ねる。
「カシウス様は、いつ私のことを好きになってくださったのですか?」
カシウスは遠い目をして思い出す。
まだ彼女が元婚約者に虐げられていた夜会で、隠れて必死にタルトを頬張っていた、あの衝撃的な姿を。
「花を愛でる姿」でも「健気な涙」でもない。
公爵が恋に落ちた理由は――「頬袋が可愛かったから」!?
★本編『 『君に愛される価値はない』と婚約破棄されましたが、助けてくれた冷徹公爵様の心の声(テロップ)が『尊い……息ができない……結婚したい』とピンク色で大暴走している件について 』のヒーロー視点(馴れ初め編)です。
☆本編を読んでいなくても楽しめますが、読むとよりニヤニヤできます。