あらすじ
適格者になったと分ったヴェレクは、全長8メートルもある第二世代の人型マキソウタイの貸し出しを受けて故郷へと戻った。
ヴルームリイネン王国の辺境の更に僻地にあるラダン村島には、世代が古い性能の劣るマキソウタイが2騎しかなかった。しかも操縦者は年寄りである。
適性者や適格者は僻地を嫌って他に移り住むか引き抜かれる者が多く、村島を盗賊から守るには心許なかった。
初の第二世代だと喜ぶ村長だがヴェレクのストレージには第八世代が入っている。なぜかは分らないが、村が大好きなヴェレクは感謝するだけであった。
過去にヂィヴァーズル帝国からの侵攻によって世界に戦争が広がった。そのせいで地上にはアンデットが溢れた。帝国の侵攻はなくなったが生活もままならなくなった。そんなとき神からの恩恵で新しい世界が開かれたのだ。
生活の拠点を移す。すると溢れ者も開かれた世界に入り込み盗賊となって数を増やしていった。今度は盗賊への警戒が重要になったのだ。
適格者になれなかったエリーリとロイネは落ち込んでいた。だがヴェレクの言動で何とか持ち直す。
年寄り2人が得体の知れないものを感知するとヴェレクは確認に赴くことにした。すると驚くことにヂィヴァーズル帝国からの侵攻であった。
ヴェレクに気付いた敵は始末するためか吶喊してくる。ヴェレクは第八世代の専用武器で応戦した。
目の前にあるのは帝国と繋がる回廊のようである。予想通り帝国の船型マキソウタイが出て来る。ストレージには各世代の試作品も含めた様々な武器が入っている。最適な武器を用いて撃破した。
説明に帝国の侵攻などと言えるはずもない。ましてや現代には存在しないはずの第八世代の説明などは以ての外であった。そこで帝国だろうが同じだろうと、盗賊だと言うことにした。
村島に帰ると素直じゃないエリーリに絡まれた。だが他の者達も集まってくると、村島にいつもの時間が戻ってきたと嬉しくなるのであった。