あらすじ

「戦争において、最も雄弁なのは言葉ではない。 『数字』だ」  王国軍が誇る英雄ガランド。 彼は単騎で敵陣を粉砕する「歩く攻城兵器」であり、味方の士気を爆上げするカリスマだ。 だが、彼は致命的な馬鹿でもあった。補給線を無視して突撃し、戦略を無視して暴れ回る制御不能の猛獣。  そんな彼の手綱を握り、影から戦争を支配している男がいた。 地味な輸送部隊を指揮する「私」――兵站屋だ。  私が使う武器は剣でも魔法でもない。 「帳簿」と「インク」、そして「物理法則」だ。  英雄の派手な暴力を囮に使い、敵軍にわざと「重くてカロリーの低い食料」を奪わせ、規格外の脆い武器を掴ませる。 敵が勝利を確信し、荷物を抱え込んだ瞬間――彼らは気づくことになる。 体が鉛のように重く、剣が飴細工のように砕け散る事実に。  これは、歓声も称賛も届かないテントの中で行われる、冷徹で残酷な「兵站(ロジスティクス)」の物語。 「さあ、計算の時間だ。剣の届かぬ場所で、確実に息の根を止めてやろう」 ※本作は小説家になろうにも投稿しています。

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カクヨム
カクヨム2026/01/03
  • 現在の作品兵站(ロジスティクス)無双 ~脳筋英雄を囮にして、敵軍を「カロリー計算」と「重量」で自滅させてみた~【完結済】