あらすじ
彼女の家は、地元でも有名な地酒造りだった。その為か…彼女を知らない人は、地元では 居なかった。御屋敷の様な立派な門構え、大きな家…その資産家の独り娘なのだ。両親は、仕事に 忙しく 産まれた時から祖母とお手伝いさんに 育てられてきた。何1つ不自由のない 欲しい物は すべて揃っている。いらない物まで 遊び部屋には 揃っていた。幼稚園から高校までエスカレーター式のお嬢様学校。行きも帰りも お付きのお手伝いさんが来る。今 思えば 遠足に祖母が着いて来ていた人は 私だけだった。理由は すべてに おいて、大切な独り娘だから!お金にも 不自由した事がなかった!欲しい服も毛皮のコートも…可愛くない高校生…人見知りも 激しくて、友達も [ごきげんよう]と 挨拶する位で 必要なかった。大学だけは、家から遠い所を自分で 探した…理由は なんとでも つけた。どうにか、東京の大学に受かり、両親も説得して 4年間だけと 言う 約束で 了解を得た!この時、初めて自分の意見を通した!嬉しかった!本当に嬉しかった!ここから 出れる!大学の入学式に 間に合う様に 部屋探しをして 下北沢駅近くに 部屋を借りた。