あらすじ
恋人の葬儀を前に、男性は携帯電話で二人の幸せだった過去の動画を再生していた。
動画の中の恋人はまるで生きているかのように語りかけ、男性はその奇跡に心を慰められる。
しかし再生が進むにつれ、動画は封じていた記憶を呼び覚ます。
恋人が元恋人と密会していた場面、嫉妬に狂った自分が通り魔を装って彼女を惨殺した夜――。
すべてを思い出した男性に、動画の中の恋人は静かに告げる。
「ようやく思い出したの。今度はこちらの番」
記憶に宿った恋人は復讐者となり、
男性は自らの罪を“再生”される恐怖の中で裁かれていく。