あらすじ

裁かれない犯罪。 犯人が自ら裁きを受け入れた時、 バイオリンの音が響く。 しかし、その音色はデジタルには記録されない―― 警視庁、「安全保安班」の実態は「特殊犯罪班」。 その存在を知るのは、警視庁の上層部だけ。 “部”でも“課”でもない。 “班”なのは、身内の警察官すら欺くためだ。 ここで扱うのは、犯罪だと言い切れない事件ばかり。 法が救い切れなかった無念が、静かに積み上がっていく場所。 そこに所属するキャリアのエリート刑事、神谷凛久。 彼は刑事として、この“不可解な断罪”を追っていただけだった。 ――真冬の川の真ん中で、 バイオリンを弾くあの子に出会うまでは。 それが、始まり。 残酷過ぎる犯罪。 そして、渡される幸福。 それは復讐でも、 救済―― でも無く。 神谷が狂っているのか、 世界が狂っているのか。 それとも神谷は、 あの子に選ばれただけなのか? ―― あなたの不幸はどこですか?

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小説を読もう2026/01/03
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