あらすじ
「君のように地味で華がない女は、新年の祝いに相応しくない」
王都の神殿で婚約破棄を告げられた伯爵令嬢ヴァイオレット。
だが、その衝撃で彼女は前世の記憶を思い出す。
彼女の前世は、江戸の花火師「玉屋」の娘・おたまだったのだ!
「てやんでぇ、人の恋路にケチつける野暮天はどこのどいつだい!」
覚醒した彼女は、淑女の皮を被ったまま、心の中で啖呵を切る。
元婚約者を見返すため、そして職人としての魂を燃やすため。
彼女は錬金術と魔法を融合させた「魔導花火」を開発し、王宮の夜会でぶっ放す!
その美しい爆発に魅入られたのは、変人と名高い「爆炎の魔術師団長」で……?