あらすじ

世界に現れる災厄《大禍》を滅ぼせるのは、聖なる力を操る《聖術師》だけ。 その名門一族・ヘルムタール家に生まれたオリヴィエは、当然のように聖術師になることを期待されていた――。しかし彼女には、聖術を使うための“才能”がなかった。 どれほど努力しても、どれほど祈っても、基礎の聖術ひとつ発現しない。 青春のすべてを捧げた末に突きつけられた現実は、「聖術師にはなれない」という結論と、家からの追放だった。 すべてを失ったオリヴィエが選んだ道は、諦めることではない。 聖術が使えないなら、別のやり方で《大禍》と戦えばいい。 魔術、精霊術、体術、銃、呪術、錬金術――世界中を巡り、彼女は使える力をすべて手に入れて、今再び故郷に戻ってきた。 これは、選ばれなかった少女が、それでも世界を守ることを諦めなかった物語。 遠回りの果てに、彼女は気づく。 望みにいたる道は、ひとつじゃないのだと。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
小説を読もう
小説を読もう2026/01/02
  • 現在の作品彼女に神の祝福は無く