あらすじ
「地味で可愛げのないお前との婚約は破棄する!」
伯爵令嬢レナは、婚約者のカイルから破棄を突きつけられた。
だが、彼女が抱いたのは悲しみではなく、過労死寸前の労働からの「解放感」だった。
あっさり承諾して帰ろうとしたレナを捕まえたのは、国の実権を握る『氷の宰相』アレクセイ公爵。
「ならばレナ嬢は私が貰う。……ずっと待っていた」
実はアレクセイは、レナの完璧な実務能力と、眼鏡の下の素顔に以前から惚れ込んでいたのだ。
有能なレナを失った元婚約者家が借金まみれで破滅していく一方、レナは公爵邸で「君の仕事は休むことだ」と溺愛される日々を送ることに。
やがて行われた結婚式、そして数年後。レナは国一番の幸せな女性として微笑んでいた。