あらすじ
ドMな俺は、蔑まれるほど「最強の道具」になる。
異世界転移。 そこは、色彩も音楽も死に絶えた、クソ真面目で無機質な帝国。 出会ったのは、俺を人間ではなく「片付けるべき障害物」として見下ろす冷酷な女騎士だった。
間の抜けたマスコットを「…………ふっ」と鼻で笑われ、絶体絶命? いいえ、俺にとっては最高のご褒美です。 その嘲笑に含まれる微細な振動――フリクションが、俺のスキルを覚醒させた。
【ドM覚醒】×【微振動スキル】=【物理法則の崩壊】
彼女の冷たさにアガればアガるほど、俺のスキルはバキバキに加速する。 街道を塞ぐ巨大な岩? 指先ひとつで粉々に粉砕。 強固な城壁? 触れるだけで砂の城。 周囲が「伝説の賢者か、あるいは破壊神の化身か!?」とざわめく中、俺の目的はただ一つ。
自分を笑ったあの女騎士に、最強にエモいネイルを施し、世界一ワガママなギャルに作り変えること。
「バキバキに再起動(リブート)されたいのは、どっちだ?」
便利すぎる「最強の道具」として重宝されながら、俺の魔改造(プロデュース)は止まらない。 冷徹な騎士がギャル語で鳴くまで、俺の指先の振動(バイブス)は終わらない!