あらすじ

満月の夜湖のほとりで、偶然出会った紗世と旅人、蓮。静かな夜の空気の中で、交わす言葉は少ないけれど、二人の心はゆっくり寄り添い、淡い恋が芽生えていく。 しかし、蓮は病に倒れ、紗世の知らないままこの世を去る。 悲しみを知らない紗世は、満月の度に、桟橋へ通い続ける。 その姿を月の神、バッサム・ムーンは見守り、紗世の純粋な心に心を動かされる。 三年の歳月が過ぎたある夜、月神は連の魂を小さな白狐ルナとして、紗世の素に返す。 言葉を交わせないけれど、目や仕草から伝わるぬくもりに紗世は、かつての彼を再び感じる。 満月の夜、湖の桟橋でルナの目に蓮の面影が重なり、白狐ルナをいとおしく思う。 姿が変わってしまっても、再会できたこと、変わらぬ思いがそこにある事、月光に包まれた恋の物語は、切なさとやさしさを胸に残し、幕を閉じるストーリー。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
小説を読もう
小説を読もう2026/01/02
  • 現在の作品月夜の約束