あらすじ

正月の朝、主人公は「寝正月は禁止」という一言で叩き起こされる。 相手は目覚まし時計ではなく、善意に満ちた人間たちだ。 初日の出、書き初め、買い物、目標設定。 「正月から動けば一年が変わる」という正論が、次々に差し出される。 それは前向きで、正しくて、誰も悪くない。 だからこそ主人公は、何も言えないまま流されていく。 一日中「有意義」を求められながら過ごすうちに、 主人公は奇妙な感覚を覚え始める。 これだけ動いているのに、なぜか何も始まっていない――。 これは、静かに一年を迎えるための物語。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
小説を読もう
小説を読もう2026/01/02
  • 現在の作品寝正月撲滅委員会