あらすじ
月鈴(げつりん)は、官僚として官署に勤める女性方士(方術(ほうじゅつ))という気を操る術を行使する者)だ。
ある日、後宮で金英(きんえい)という女性が、鍵のかかった楽器保管庫内で殺されているのが発見され、月鈴は新たに書記官となった宦官(かんがん)・冏(けい)と共に、密室殺人事件解決のために後宮へ赴くことになる。
人々は迷信深く、人間業では不可能と思われる殺人を鬼の仕業と考えるため、方士が出向いて謎を解き明かし、人々の混乱を静める必要があるのだ。
果たして月鈴と冏は、この謎を解くことができるのか――。