あらすじ
世界は無限に存在する平行線に別れてそれぞれの運命をそれぞれの自分達がそれぞれの未来を持って歩む。
しかし、その平行線にズレが生じた時、あらゆる世界にその世界からの上書きが生じ始める。
ある世界は死を弄ぶ狂気に満ちた世界で……
ある世界は虚構で空虚で、病に人類が犯された世界で……
ある世界で少女は隊長と呼ばれ人の基準から外れた人外と無益な戦いを強いられ、神と崇められる神人の掌の上で躍らされ。
ある世界で少年は病を持った少年少女達と共に傷の舐めあいとばかりに絆を欲し、日常を病の脅威から逃げるように過ごしていた。
ある時少女は禁忌へと逃亡をしてしまう。
辿り着くそこは病に犯された虚構と空虚に溢れる少年の世界。
今、破滅への上書きが始まる。
世界が求めた明日はもう来ない
少女は空白の明日を求め――
少年は何もかもを失う――