あらすじ
様々な「魔法」とそれを上回る「能力」が当たり前に存在する世界「血の断層」
五大国の一つフローラにて史上最悪の魔法能力者ローズベルバードによるクーデターが勃発し、王家は滅亡した──とされていた。
主人公スパーダ・リンドバーグは記憶を消され、「隣の世界」へと逃がされたフローラの王子。彼は出自不明の少年としてイタリアの人工島バースで暮らしていたが、友人のローベンと共に血の断層へと帰って来た。
しかし目覚めたスパーダの隣にローベンはいなかった。そして目の前で行われていたのは飢えた人々による強盗殺人。スパーダは己の身と襲われる人を助けるために「剣使い」の力を発現させる。
人々を守った彼は連行された。剣使いは血の断層を管理する「魔法連合」によって取締られていたのだ。
そしてスパーダは剣闘奴隷として地下闘技場へと売り払われた。生きるために戦わされる日々を強要されて一年。彼は王立エーデルヴァルト魔法学校の教師ラースヒルズ・ネクトによって引き取られ、同校に入学することとなる。
魔法と能力を扱う学生たちとの出会い。静かに近づくローズベルバードの足音。消えたスパーダの記憶に秘められた複数の世界の謎。
これは千年の時を巡る物語。