あらすじ
人造魔導士(召喚奴隷)として作られながら、力が発現せず「燃え滓」と呼ばれていた少女リゼッタ。彼女を買った強欲な主人は、詐欺に遭った腹いせに彼女を虐待し続けていた。しかし、極限の絶望の中でリゼッタの背にある「召喚印」が真の目覚めを果たす。彼女が召喚したのは、自身の中に眠っていた「加虐の快楽」を具現化したような異形であった。
リゼッタはその力で主人と自分を嬲った男たちを蹂躙し、皆殺しにする。惨劇の現場に現れたのは、主人の債権者である冷徹な商人バルガス。彼はリゼッタの異能を「有用な兵器」と見なし、彼女を新しい「主」として担ぎ上げ、共に利権を奪い取る共犯関係を築く。リゼッタはバルガスの導きにより、自分を陥れようとした貴族・グラハム卿を闇に引きずり込み、初めての「加虐による充足」を知る。