あらすじ
AIが当たり前になった世の中で、自作AIを作った怜汰。そのAIと一緒にVRゲームを作ることになり、ゲーム世界の開発に没頭していく。
フィールド、街、ダンジョン、スキル――
ただ「面白いものを作りたい」という気持ちだけで積み上げてきた世界。
ところがある日、そのゲーム世界が現実と融合してしまう。街は現実の各地に現れ、ゲームのルールが日常に溶け込み、世界は一気に非日常へと変わっていった。
プレイヤーとして、そして制作者として、怜汰はこの変化に向き合うことになる。
AIと共に世界を観察し、調整し、時には冒険しながら、少しずつ変わっていく世界。
これは、ゲーム制作から始まったはずの出来事が、やがて「人そのものの在り方」を問いかけていく物語。
夢中で作った世界は、どこへ向かおうとしているのか。
そして、その世界を見つめ続けるAIは、何を望んでいるのか――。