あらすじ

音が止まった。 色は増えた。 戦場が突然、彩りの草原に変わる。 異世界へ投げ出され、装備も帰還方法を失ったクシード・シュラクスは猫耳の女性と出会った。彼女は極度の人見知り。 スケッチブックで思いを伝えている。 『故郷に帰りたい』 異郷の文字は読めないが、その気持ちは伝わった。 彼女の故郷は“聖騎士団ロクエティア”の侵攻で焼かれ、両親は消息不明。唯一の家族の元へ帰るには、“モノノケ”が蔓延り、“ロクエティア”が阻む道を進まなければならない。 それはもはや狂気の沙汰。 しかし、彼女の不器用な献身さにクシードは、次第に心変わりをする。 銃の腕と22世紀の科学文明の知識が、どこまで通用するか分からない。 これは受けた恩への贖罪ではなく、運命だ。 帰る世界を失った者と、帰る場所を奪われた者。 銃とスケッチブックが導く、世界一危険な帰郷の旅が始まる――。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
小説を読もう
小説を読もう2026/01/01
  • 現在の作品銃とスケッチブック 〜英雄達が敵となった世界で〜