あらすじ

東大法学部卒。 大手法律事務所の看板弁護士――神代友輝。 柔らかな物腰と、冷静な頭脳。 被告人の弁護から企業法務まで、 彼は常に“法の内側”で結果を出してきた。 だが、彼には誰にも言えない《もう一つの顔》がある。 ――視界に入った“罪人”を、任意の意思で静かに消し去ることができる。 外傷も、手口も、痕跡もない。 ただ、心筋梗塞や脳の急変など“偶然の自然死”として処理されるだけ。 やがて、 凶悪犯・組織犯罪者・裏社会のブローカー・グレーな政治家―― 「罪の影を背負う人間たち」だけが、統計的異常値として死んでいく。 捜査一課の**氷川真衣(31・警部)**は、その異様な偏りに気づく。 そして公安のエース、**真宮秋也(27・警視)**は、 “説明不能な秩序”の存在へと辿り着く。 氷川は言う――「裁きは、必ず法の側で行われるべきです」 真宮は言う――「それでも、人は死んでいる。その理由を知りたい」 法の内側で罪を測る者。 法の外側で危険を排除する者。 そして――そのどちらも、世界の静けさを守ろうとしている。 静かすぎる異能サスペンス。 《絶罪》と同一世界線で描かれる、“背中合わせの正義”の物語。

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カクヨム
カクヨム2026/01/01
  • 現在の作品Iris Out ―静寂の裁定者―