あらすじ
36歳の無職・山口誠は、AIと共に作っていた理想の異世界「ミスフィア」に、突然転移してしまう。
目覚めた場所は、よりにもよって“魔の森のど真ん中”。
誠自身のステータスは一般人並みで、魔物に襲われたら即死レベルの危険地帯だった。
絶望する中、突如響いた爆発音と子どもの悲鳴。
恐怖に震えながらも助けに向かった誠は、銀髪の獣人少女リーヴを救い出す。
しかし、彼女は奴隷の首輪をつけていた。
誠の創った世界に奴隷制度などなく、本来平和であるはずの世界に“歪み”が生まれていることを知る。
「これは……俺のせいなのか?」
自分が作った世界の不幸を前に、誠は罪悪感に押し潰され倒れてしまう。
それでも、怯えながらも必死に看病するリーヴの優しさに触れ、誠は再び立ち上がる。
彼女を家族の元へ返すため。
そして、自分が作った世界の責任を取るため。
アーキトスとして生きる決意を固め、彼はリーヴと共に魔の森を抜ける方法を探し始める。