あらすじ

幼馴染とは、もっと特別な関係だと思っていた。 家が近くて、昔から一緒で、周りから冷やかされる―― そんなテンプレートとは程遠い、 ほとんど会話もしないまま成長した幼馴染が、俺にはいる。 高校の料理部に所属する脇阪悠斗。 そして、同じ学校に通う幼馴染・前田夏希。 母が入院し、家に一人残されることになった彼女の事情を知ったとき、 料理部の顧問が、 「脇阪、こいつに飯作ってやってくれ」 と無茶振りをしてきた。 断る理由もあったはずなのに、 彼女の助けになれるのならと、俺はそれを引き受けてしまった。 それは恋でも、優しさでもないのかもしれない。 ただ、料理を作って、並んで食べるだけ。 冷めきった幼馴染同士が、 “母がいない間だけ”共有する、 少し温かい日常の話。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
カクヨム
カクヨム2026/01/01
  • 現在の作品母がいない間だけ、幼馴染が俺の料理を食べに来る