あらすじ
魔王軍の侵攻により、人類が滅亡したあの日。 目の前で幼馴染を殺され、すべてを失った俺、カイルは――気づけば、12歳の頃の自室で目を覚ましていた。
目の前には、あの日死んだはずの幼馴染。 鏡に映るのは、まだ幼い自分。
だが、ステータス画面を開いた俺は、己の目を疑う。
「……ステータスが、最終決戦時のままだ」
【レベル:9999】 【魔力:無限】 【所持金:100億ゴールド】 【アイテムボックス:伝説級の神話武装が満載】
神の気まぐれか、あるいはただのバグか。 全てのステータスと、全人類を救うための知識を持ったまま、俺は「最強の二周目」を開始する。
かつて自分を見捨てた無能な騎士団? ――指先一つで、文字通り「お掃除」完了だ。
非業の死を遂げるはずだった悲劇の聖女? ――絶望の運命ごと、俺が力ずくで救い出す。
いずれ世界を滅ぼすはずの魔王? ――チュートリアル感覚で、今のうちに踏み潰しておこう。
これは、二度目の人生ですべてを完璧に「やり直す」男が、効率的(チート)に世界を幸福へと導く物語。 悲劇はもういらない。絶望も、もう飽きた。
「今度の人生は、一人も死なせない。……たとえ運命が相手でも、力(レベル)でねじ伏せてやる」