あらすじ
私の名前はセレスティア。この世界を守護する女神だ。
主な仕事は「勇者召喚」。異世界から勇者を呼んで、魔王を討伐してもらう。
——はずだった。
「チート能力ください」「ハーレムは?」「スローライフしたい」
最近の転生者は、こんなのばかり。
前回の勇者は農業を始めた。その前は貴族と結婚。さらに前は……魔王軍に就職した。
「なんで誰も魔王を倒しに来ないの!?」
ある日、魔王本人が神殿にクレームに来た。
「三年間、誰も来ないんだけど。俺、魔王なのに放置されてるんだが?」
女神も疲れている。魔王も疲れている。
転生者は好き勝手やっている。
——このままじゃ、埒が明かない。
疲れ果てた女神が下した、前代未聞の決断とは——?
異世界の「受け入れ側」から見た、転生者ガチャの裏側。
女神と魔王の不思議な友情と、予想外の決断を描くコメディ!