あらすじ
サービス終了を迎えたMMORPG『クロニクル・オブ・アステリア』。廃人ゲーマー・蓮見湊(ハスミ・ミナト)は、ログアウトの瞬間にゲームと瓜二つの異世界へと転生してしまう。
目覚めた湊が持っていたのはゲーム時代の装備やアイテムを全て引き継ぎ、この世界では使用者の理性を焼き切る禁忌のアイテム「ロスト・プラグ」。だが、システムを熟知した湊にとって、それはただのデメリット付きの強化装備でしかなかった。
「夢なら、やりたい放題やらせてもらう」
そう決意した湊は、一週間のうちにアタッカー・サポーター・タンクなど、かつて極めた多種多様なビルドを次々と使い、特級魔獣を秒殺し、ついでに地形を数カ所書き換えるほどの大立ち回りを演じてしまう。
だが、その一週間後。
平穏な生活を夢見て住宅街に落ち着いた湊がテレビをつけると、そこには衝撃のニュースが流れていた。
『――世界各地に現れた謎の超大規模武装組織。ロスト・プラグを操る複数の化物を、当局は最重要警戒対象に指定……』
「信じられるか? このニュースの犯人達、全部俺なんだぜ」
湊は自身が知らないうちに「世界を震撼させる危険な存在」として指名手配されていたのだ。
ゲームに似た世界に転生した廃人ゲーマーは、果たして「やらかした後」から平穏な隠居生活を勝ち取れるのか?
無自覚な蹂躙が止まらない、現代ファンタジー開幕。
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