あらすじ
トクトクトク⋯
『この音が聞こえるかい?』
『心臓の音⋯』
『そう、これはリリィのものであり君の命の音だ。人はまた生まれることができる。何度だってできる。それが望みなら。』
14世紀のフランスでは、百年にも続く戦争がはじまっていた。大飢饉に流行病⋯
終末説がささやかれ人々が信仰を失いかけている中、イエス・キリストの教えに忠実に生きようとする青年・ルカ。
だが、苦しみの中で神に問うても返事はこない。
なにを信じればいいのか
どう生きたいのか
自分を見失うルカが守るべき存在に出会うことで、歩む道を見つける。